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中絶の法的解釈
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2005-10-15
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中絶者の避妊率
中絶者のうち、確実性の高い避妊を実施していた人は52%である
この10年、出生数に対する人工妊娠中絶の割合は、28~29%を推移している(*1)
では、避妊をしないで妊娠し、さらに中絶をした女性の割合はどの程度であろうか。
中絶を余儀なくされた女性が、採用していた避妊方法について
木村らが調査した結果は以下のようになっている。
<図1>中絶を余儀なくされた際の避妊法
(既婚女性406人、未婚女性213人)
木村好秀、菅睦雄:「人工妊娠中絶の動向と実態」、ペリネイタルケア
1998年、第17巻、 116-125、夏季増刊号
(*2)
即ち、
中絶した女性で、避妊をしていなかったと答えた女性は10%未満である。
仮に、未回答の女性が全て避妊をしていなかったと仮定しても、上記数値は20%未満である。
では、確実性の高い避妊(*3)を実行していた人の割合はどの程度であろうか。
先のデータより計算すると、
既婚女性
コンドーム 406×0.527=214
ピル 406×0.002=1
IUD 406×0.052=21 計236人
未婚女性
コンドーム 213×0.408=87 計87人
これより、(236+87)/(406+213)=52% となる。
即ち、
中絶者のうち、確実性の高い避妊を実施していた人は52%である。
(*1)
一般人口統計 -人口統計資料集(2005年版)-
(*2)参考URL
http://homepage3.nifty.com/m-suga/abortion.html
(*3)便宜上、コンドーム・ピル・IUDによる避妊を「確実性の高い避妊」とする。
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